地域医療への貢献

今まで、富山市内各地の「保健・医療・福祉ネットワーク事業」ならびに「地域総合相談会」等において、各地区センターで講演を行ってきました。

 

テーマ:『東洋医学からみた健康づくり』

2012.11.01 古沢地区

2012.11.29 水橋地区

2013.03.02 奥田北地区、水橋上条地区

2013.03.15 針原地区

2013.11.14 森住町地区、草島地区

2014.02.27 浜黒崎地区

2014.03.07 豊田地区

2014.11.20 蓮町地区

 

テーマ:『高血圧と漢方薬』

2013.06.24 星井町地区(地区健康教育事業)

 

テーマ:『こんな時に漢方を! ~高齢者疾患と漢方~』

2014.04.13 ケアハウスゆりかごの里(開設10周年記念講演会)

ダウンロード
東洋医学から学ぶ健康づくり
1402pdf.pdf
PDFファイル 1'015.8 KB
ダウンロード
漢方基本講座
1403pdf.pdf
PDFファイル 5.4 MB
ダウンロード
こんな時に漢方を!
260413.jpg
JPEGファイル 134.2 KB


漢方のコラム

【2015.05.14】今月のおすすめ漢方:「しみ・そばかす」と漢方薬
☆ 夏至に向かって太陽からの紫外線がもっとも強く、肌にとっては過酷な季節になってきました。紫外線はしみの原因となり、そばかすを目立たせます。漢方では、しみ・そばかすのような肌の異常を「瘀血(おけつ)」によると考えています。便秘を伴う場合は「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」、赤ら顔に「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」、更年期症状が強いときは「加味逍遥散(かみしょうようさん)」、冷えを伴う場合には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」が用いられます。また、美肌効果のあるといわれる薏苡仁(よくいにん・ハトムギ)を併用すると効果が増します。

【2015.01.24】今月のおすすめ漢方:インフルエンザと漢方薬
☆ 今年はインフルエンザが大流行しています。抗インフルエンザ薬だけでは、症状の改善が十分でない方や副作用のため使いにくい方には漢方薬をおすすめします。漢方薬の麻黄湯(まおうとう)が広く用いられていますが、麻黄湯(まおうとう)にはインフルエンザウイルスの増殖を抑制する効果があり、発熱の日数を短くします。タミフル等インフルエンザ治療薬と併用しても良いことが知られています。また、体温が上がっているのに寒気だけを感じる人には麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)、咽の痛みや繰り返し起こる寒気と熱感のある人には桂麻各半湯(けいまかくはんとう:桂枝湯(けいしとう)+麻黄湯)などを用います。高齢者では動悸や排尿障害の副作用があるので、注意が必要です。

【2014.11.05】今月のおすすめ漢方:冷え性と漢方
☆ 11月になり朝夕は冷える日も増えてきました。冷え症に悩まれる方も多くなる時期です。西洋医学では、冷え症はあまり問題にされませんが、東洋医学では、冷えにより、気血水の巡りが悪くなり、しもやけ、下痢、こわばり、むくみなど種々の症状が生じると考えられています。手足の冷えが著しい場合は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、腹部の冷えには人参湯(にんじんとう)や大建中湯(だいけんちゅうとう)、こわばりやむくみには真武湯(しんぶとう)、関節痛が悪化する場合は桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)、生理痛には当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など症状に応じた冷え症治療薬があります。冷えにお悩みの方に、漢方はお勧めの治療法です。

【2014.09.12】今月のおすすめ漢方:関節痛・神経痛と漢方
☆ 9月となり、スポーツには絶好の季節になりました。しかし、急に歩く量や運動量をふやしたために足腰やからだのあちこちの痛みに悩んでいる方も少なくないと思います。そのような時に、西洋薬の痛み止めを飲むと胃の痛みやふらつきなどの副作用が生じることも少なくありません。一方、あまり知られていませんが、関節痛や神経痛は、漢方薬の得意な症状の一つです。冷え症の方の関節痛やこわばりには桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)、肩こりや首肩の痛みには葛根湯(かっこんとう)、関節が腫れて痛む時は越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)、神経痛や腰痛には、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)や疎経活血湯(そけいかっけつとう)がしばしば効果的です。

【2014.07.25】今月のおすすめ漢方:熱中症:夏バテと漢方
☆ 7月に入り、暑い日が続きます。熱中症は「熱さに中(あた)る」意味で、暑熱環境下で生じる病気です。軽症では、筋肉の痙攣から始まり、進行するとめまいや吐き気を生じ、意識障害などに進展します。予防として、こまめな水分摂取と体調管理が重要です。また、熱中症までひどくはないものの、夏ばてになりやすい方には、漢方薬の内服が有効です。夏ばてに用いられる漢方薬として、夏やせや夏まけなどには清暑益気湯(せいしょえっきとう)、めまいやのどの渇きには五苓散(ごれいさん)、全身倦怠感には補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などがあります。

【2014.06.02】今月のおすすめ漢方:めまい
☆ めまいは、内耳や脳出血・脳梗塞などの障害で生じることがあり、十分注意が必要な症状です。まず、その原因を明らかにすることが重要です。しかし、原因がはっきりせず、いろいろ治療をうけても良くならない場合は、漢方薬の併用をお勧めします。漢方の世界では、めまいは「水毒(すいどく)」が原因と考えられています。めまいの症状に応じて、立ちくらみには苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、ぐるぐる回るめまいには五苓散(ごれいさん)、フワフワする浮動感には真武湯(しんぶとう)が頻用されます。めまいでお悩みの方は、一度ご相談下さい。

【2014.05.02】今月のおすすめ漢方:しみ・そばかす
☆ 緑のすがすがしい季節となりました。しかし、太陽からの紫外線がもっとも強く、肌にとっては過酷な季節です。紫外線は肌の色素を刺激し、しみの原因となり、そばかすを目立ちやすくします。漢方では、このような肌の異常を「血の滞り」によると考えて治療します。治療薬として、便秘を伴う場合は「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」、赤ら顔に「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」、冷えを伴う場合には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」などが用いられます。また、美肌効果のあるといわれる薏苡仁(ハトムギ)を併用すると効果が増すと言われています。

【2014.04.04】今月のおすすめ漢方:うつ症状
☆ 新年度を迎え、気持ちもほがらかになる季節です。しかし、新しい環境の変化についていけず、すがすがしさを実感できない方もいらっしゃると思います。このような「うつ」傾向は心のカゼとも言われています。東洋医学は気の医学とも言われ、いろいろな精神症状に用いられてきました。気分が落ち込む方には桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、不安感が強い方には加味逍遥散(かみしょうようさん)、すぐイライラしてしまう方には抑肝散(よくかんさん)、疲れやすい方には補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などの漢方薬がお勧めです。「心のカゼ」に漢方薬はいかがでしょう。

【2014.03.18】今月のおすすめ漢方:花粉症
☆ 花粉症の方には、つらい季節となってきました。今年初めて鼻水や目のかゆみなどの症状が出る方も少なくないかもしれません。漢方薬では、花粉症の症状に合わせて、鼻づまりに「葛根湯(かっこんとう)」、くしゃみ・鼻水に「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」、冷えの強い方には「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」などが使われます。西洋薬の抗アレルギー剤とちがって、眠くならないのが大きな特徴です。症状のひどい方は抗アレルギー剤と一緒に使用することで症状が改善する場合もあります。

 

ダウンロード
北聖会通信
hokuseituushin20131014.pdf
PDFファイル 244.0 KB